「ほっ」と。キャンペーン

本を読む時間を大切にしています。


by mandalabooks

ドキドキしちゃう

a0057609_20303568.jpg
ドキドキしちゃう 岡本太郎の書

最近、悲しいかな実家の手伝いにより本を読む時間が少なくなってきている・・・。
字詰めの分厚い本だろうとガンガン読みたい派であったのが、読みきれずで文字を追う目が疲れてきているのではないか?と。
そんな時に友達に借りたこの「ドキドキしちゃう」は斬新だった。
岡本太郎が残した「書」、漢字の芸術たち。
帯に「字は絵だろ。」とエラそうに書かれていたのであるが、
ほんまにそうで、「字は絵やわ~」とドキドキするより納得しちゃう~。

この本まるごとがまるで太陽の塔みたいで、この本を読めば逆に太陽の塔が文字っぽくさえ思えてきたり。
この本に出てくる漢字の一文字一文字が話しかけてくるような、キャラっぽい感じで、なんちゅうか人格を持った文字みたいな風。

「女」って字のページを開けば、マティスの切り絵のようなカラフルさでとても肉感的だったり、
「驚」なんて、太郎的な原色使いですっごいびっくりするぐらいの驚き感がドンと伝わってくる。
文字の横には、太郎の文章が綴られており、その思想にアツくさえなる。
ええこと言うわ~!と1ページ1ページ感動してみたり。

動きがにぶくなったドアに油をさしたらすっすっと滑らかに軽やかに動くように
錆びた自分の心の中の何かに油をさされるような感じ。
そしてなおかつ温かい。オイルでマッサージしたみたいな感じかな。

「捨てると個性が出る、自分を守るから本当の意味での全体性が出てこない。
捨てたらいい、捨てない限りは生きないわけだ。」と書いてあって、今の時代の断捨離に繋がる言葉があったり、
「やさしい道より自己にとっての厳しい道を選んで力強く生きれば、壁を破って進める、生きることの楽しさがわいてくる」ってのも強く同意!
いろんなページをまためくる度に、新しい発見がある。

彼の何がいいかというと、秘めたパッションとそのパッションを実際に生きているってことやね。
いっぱいぶつかりながら。しかもそれを恐れてない。

書きながらめっちゃ力みが入ってきたわ・・・。
アツなってきた!
と、このように、私にとって岡本太郎の本は活力である。
[PR]
by mandalabooks | 2012-07-13 21:00 | art