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本を読む時間を大切にしています。


by mandalabooks

カテゴリ:その他( 33 )


赤いクリップで家を手に入れた男 ネット版わらしべ長者ものがたり
カイルマクドナルド著

赤いクリップから物々交換が始まって、家にまで到達したという人の話。
1年ぐらい前に読んだけどふと思い出して。

著者はクリップをペンに交換し、ドアノブになって、発電機になって、旅行の権利になって、レコード契約になって、ロックスターと半日いる権利、映画の役の権利、、、と最後に家が回ってくる。

最初はネットの小さな掲示板みたいなところからだんだんと有名になっていって、テレビとかにも出だして、人の目に触れ過ぎてしんどくなったんだろうな〜・・・と思うクダリがあった。
でもそれを乗り越えて、自分で宣言した家を交換するということをやり遂げる。

家を手に入れるには借金して云々と考えるが、実はお金だけではないのかも。
お金は交換の手段。でも、お金ではなくても物質と物質でも交換が成り立つ。
今の時代、お金の方が当たり前になっているけれど、物々交換は今も昔も人々の生活に溶け込んでいる。今は物々交換の方が目新しく感じてしまうかもしれないけれど。

彼は始め、展示会スタッフのバイトしかしてなくて、非常に金に困っている風だ。
無いというのは、実はクリエイティブに変換出来る。
彼は正に無から有を生み出した。

お金ではない何か、、を考えさせられると同時に楽しい気持ちにさせてくれる本。
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by mandalabooks | 2014-04-17 00:35 | その他

ブンブン堂のグレちゃん


ブンブン堂のグレちゃん
グレゴリ青山著

グレゴリ青山氏が大阪の古本屋でバイトしていた時のお話。
絵ヅラに関西弁がピッタリ!
これて、あそこの本屋街ちゃう?という推測のもと読み進めていく。
グレさん、18~19歳のバイトが古本屋てめちゃシブすぎ!

梅田の古書街となんばの古本屋は割と好きで学生時代行きまくっていた。
最近めっきり行かなくなったけれど、古本屋は宝の山みたいで面白い。

お客さんとして行く分にはわからない古本屋の世界が堪能できる。
古本業界はまるであなたの知らない世界であり、トワイライトゾーンのようである。
楽しげ。

グレさんの描く登場人物のキャラが濃ゆくてかなり面白い。
大阪ならではの息使いが聞こえてくる一冊。
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by mandalabooks | 2013-02-28 21:01 | その他


この世でいちばん大事な「カネ」の話
西原理恵子著

「よりみちパン!セ」という「生きていくための知恵を読みやすくコンパクトに書き下ろす」をコンセプトにした面白い書籍シリーズから出ていたこの本。
なかなか読むに至らなかったが、何年か越しにやっと読むに至る。

まず金の話やのうて、「生まれる場所を人は選ぶことはできない」とキタ。
ほんと、そうやねー・・・、よくわかるよ~、と読み進めていくと
この人、私やないのか??ってぐらいなんか地域的な部分の育った境遇の似てること!
「貧困と暴力は仲良し」かー。
貧困な地域はバイオレンス多いからね。
西原氏曰く「負のループ」と書かれていたが、この負の連鎖に巻き込まれている自分がどうやって自分でその鎖を断ち切っていくのかって、大事よね。
外に出ないとわからんことがあるからね。

この境遇から出なければ、この場所から出なければ、絶対に自分がアカンようになってしまう。
私は常に思ってた。
当時はそれが普通でも、大人になったらこんなヘビーな場所で育った人ばかりではない。自分が特殊だった。
だから普通の、一般の、きちんと大学にも行けて、就職して、結納を交わし、両家ご両親健在のもと結婚をする、とかを見ていると自分の育った環境では考えられないなと思い、つい違和感を感じずにはおれないというねじれた自分が出てくるのである。(別に幸せやったらいいですよ。でも地元ではそんな人少なかったからね。)
とか、「お金持ってる人と結婚して幸せになりたい」女性の多いこと。
西原氏の男のカネに頼るような女になってはいけないとかなんとかのクダリ、うちのオカンも言うとった。
その金に頼って、男が倒産とかした場合、どうやって生きていくのだ?と。
ほんとそう。自分で食べれるぐらいは自分でなんとかやっていけるようにしとかなあかん。

西原氏は自分で稼げ、働け、と言うのである。
「自分で稼ぐということは自由を手に入れるということである」と。

このカネ、カネした世の中で、西原氏的には働け、稼げ、と・・・。

それはそうであるが、私的には、このカネ至上主義の社会ももうどうなんかなと思ったりもする。

このカネのシステム、どうにかならんのかね。
根本が覆ることってないのかね。
私は億とか兆とか持ちたいだの、めちゃ金持ちになりたいという欲はない。
もちろん生活していく分+αのカネはもちろん要るが。
自分の器以上に金を持ったらその分のリスクがあることぐらい嫌という程見てきたからである。

ただ、人々は自由でいて、奪い合うこともなく、分け与え、幸せに笑える世の中だったらいいと思う。
新しい時代のカネはどうなるのだろう?
もっともっと進んだ世の中ではカネ自体が時代遅れかもしれない。
あれ欲しい、これ欲しい、あれが無い、これが無いという不足感自体が無くなっている世の中かもしれない。
その頃にはきっと奪い合いなどないハズだ。人々は足るを知って、不要なモノをたくさん溜め込むことも無いハズだ。
これは願望だろうか?夢物語だろうか?

と「この世でいちばん大事なカネの話」を読み、考えているのである。
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by mandalabooks | 2012-12-30 22:34 | その他

クレドサラヤジ



クレドサラヤジ
パク・キョンナム著

著者を知ったのは、キャンドルナイトのツイッターからだ。
「朴 慶南 生きていること、生かされていることのありがたさを、しみじみと」とあった。
なんだかすうっと入ってきて、この人誰だろう?って思いググった。

そして発見したこの本。
偶然にもサイン本だった。「この本の中のどの言葉かがあなたの心に届きますように」ととても几帳面で丁寧な文字で書かれてあった。その文字に誠実さが見てとれ、じわじわとそこですでに私の心に届いた模様だ。

「クレドサラヤジ」というのは「それでも生きていかなくちゃ」という韓国語で在日韓国人二世の著者がお母様やお婆様がよく口にする、よく聞いてきた耳慣れた言葉なのだそうだ。
人生なんてしんどいものだから、何があろうと生きていかなくちゃと思うとじんわりと生きるエネルギーが湧いてくる、そんな言葉なのだとか。

可愛く心がほっこりするイラストと温かい言葉がピッタリマッチしている。
本のサイズも何版というのかわからないけれど、手に持ちやすくなじみやすいサイズがやさしい。

「人間は多面体だ 光のあて方次第で さまざまに輝き反応する」とあった。

なんかやさしい・・・。

落ち込んでいる友達に何て声をかけていいかわからない時に、そっと手渡したい一冊だ。
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by mandalabooks | 2012-10-23 22:16 | その他

言えないコトバ



言えないコトバ
益田ミリ著

「なんかわかるわ~、それ~、、、」と共感がたくさん。
「なんか言われへんわ~、それ~、、、」っていう言うのが恥ずかしいようなコトバの数々。

益田ミリさんの気の抜けた炭酸のような絵がたまらなく好きで、ふと目にした新聞などでこの方の絵とコラムを発見した時の嬉しさと言ったら!
なんかわからんけど、なんか嬉しいっていう。
このなんかわからなさ感が心地よい。
それがたくさん詰まっているのだからついつい買ってしまうのだ。

言えないコトバというか言ってはいけないようなコトバ、最近編では「スパッツ」だ。
その次の次代には「カルソン」になったが、これも既に言えない。
で、今何て言うのかというと、「レギンス」である。
最初聞いた時は、ケニーロギンスがギター持ってぴっちりなパンツを履いて踊っている図が浮かんだ。
Foot Loose!! てな感じやね。

そんな言えないようなコトバやら、著者が個人的に言いにくいコトバやらが満載。

最近全国区になりつつあるが、「あめちゃん」「○○(百貨店など)さん」など固有名詞にちゃん、さん付けしたり「お野菜」などなんでも枕詞的に「お」をつけたりして丁寧にしたりするという関西人の関西人による関西だけのご当地なコトバっていうのがあるが、(「ご当地」も私あまり言いたくないかも、笑。ゴトウチ、て!) それも関西の枠を出た途端に、意味不明なニュアンスになってみたりする。
ま、それがおもろかったりもするんやろけど。

逆に(逆に、て!)、関西側が関東のコトバを聞いた時にツボに入ったりとか。
例えば、「べらぼうに○○」などの場合、やたら「べらぼう」のサウンドが気に入ってみたりもするので、やたら「べらぼうナントカ」と使いまくってみたり。
しかしながら、私のべらぼうイメージは茶色いような魚顔の細長い妖怪みたいなイメージ、もしくはぬぼーっとしたぼっちゃんみたいなイメージ。
その妖怪のようなぼっちゃんが一人歩きしている頭の中。

他に言いにくいのはファッションの仕事をしていていつも引っかかっていた「オシャレ」。
万人ウケして使いやすいのであるが、それ一言で済ますのもな、と他に変わるコトバとかないのかなといつも考えあぐねていた。
オシャレですね→洒落た着こなしですね→色使いがとても上手ですね、とか販売員の私は何か洗練された「オシャレ」に変わる何がしかの言葉を考えあぐねていたりしたのであるが、接客してるとまあそんなこと忘れてますわな。
しかもしまいには、オシャレ自体が死語になりかけて瀕死である。
それで何になってるのかと言えば、シャレオツだのシャレオだのオツだの。
オツはまた意味が違うか・・・。

で、旦那さんにこの面白さをわかってもらいたくトイレで読む本何か無い?って聞かれてこの本を差し出したのであるが、答えは「どうでもええわ!」とのこと。

そうなのだよ。
人がどういう風にどう言おうがどうでもいいし、勝手なのだよ。

それでも、コトバって引っかかってくるし、とっても面白いのだ。
その世界を体験してみたい時には是非この本を読んでもらいたいと思う。
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by mandalabooks | 2012-10-23 20:53 | その他

第2図書係補佐



第2図書係補佐
又吉 直樹 (著)

何気なく本屋で見てて気になって手に取って読書感想文であることを知る。
まだ読んだことない名作がたくさん紹介されている。
そして紹介しているのが又吉。
特にファンでもないし、あまりよく知らない。
最近まで綾部とセットだとも気づいていなかった。
しかし何かの折につけ、ちらちらテレビなどで見かけ、彼が本好きだという情報は知っていた。
何かの番組だかで京都の純喫茶とかに一人で入ってお茶してる様子が映されててなんか変な感じがめっちゃ独特の空気感でなんかわからんけどオモロイ感じで興味深いと思ったのを覚えている。

本の紹介方法は、自分の話盛り込み形式。
それを見て、買わずにはいれなかった。
なぜなら自分もまた自分の話盛り込み形式で本を紹介している者であるからだ。
本の内容と全然関係ないやん!ていう又吉の話についつい引込まれていくのだが、最後にきっちりつなげてくれてるのと、??と思ったところでちゃんとあらすじが載っているので安心(安心?安心て何や?)。

人の本の読み方は色々ですごく面白い。
又吉ワールド炸裂の書評、めっちゃ面白かった。
続編あれば絶対読みたい。

これで興味を持った流れでお笑いの方も見てみたいし、ブログをやってるらしいのでそちらも是非見てみたいなと思った。

個人的に『螢川・泥の河』に出てくるトイレ開けたら「ワッサイビーン!」と叫んだ沖縄の親戚のオッサンの話にかなり笑ろた。
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by mandalabooks | 2012-09-19 22:05 | その他

転生



転生
田口 ランディ (著), 篁 カノン (イラスト)

久々のランディ本だなと図書館で発見した。
ペラペラめくると絵がけっこうリアルなというか、コワイ人物の出てこない楳図かずお的な不気味さ(ただ、めっちゃ細かくて上手いのだが)。
それが文章とマッチしているな~と感心してしまう。
絵が先か、文が先か、考え出すとニワトリ卵論争みたいになるので考えないことにする。

読んでる途中に「火の鳥?(手塚治虫)」、読み終わっても「やっぱ火の鳥?」みたいな。
そんな手塚的な命がぐるんぐるん巡るという転生。
人、それも中絶された生から始まり、鳥になり、殺されてしまう犬になり、いろんなものに生まれ変わっていくんだけど、けっこうグロい描写で読んでたらお腹が痛くなる感じ。でも、実際そういうグロい事ってどこかで起こっている事実だということを知らしめるために書いているのかもしれない。
生まれ変わる時にいつも感じるのは磁力、磁力に吸い寄せられ、磁力を感じ、爆発し分裂し形になってきて、生まれてくる。
その磁力とは何だろう?って考えて、最後の最後でわかるんであるが、光ていうのは闇の中だからさらに光って見えるように、グロさの対比として最後にいい感じで終わってると思うけど、もう光を感じる余裕がないというか、何やろう?不条理??

読み終わりにスッキリしないのであるが、これはきっと作者の狙い通りなのかもしれない。
生死というのはきっと不条理で意味がないものなのかもしれないな。
最後のオチでえらく感動する人もいるみたいなので、不条理感覚はあくまでも個人的な意見としてさらっと捉えて頂きたい。

高校の頃の担任が仏大出のかなり仏教的な思想の人で「怒らない」人だった。
たまに輪廻的な事を諭すために生徒に「次生まれ変わったら犬かもしれません、鳥かもしれません、人間だとは限らないですよ。」なぞと言っていたのを思い出した。
ニューエイジ思想的には人間は常に人間にしか生まれ変わらなくて、動物は動物の死後の世界があって、犬はだいたいまた犬になるんだと聞いたことがある。
実際のところはどうかは死んでみないことにはわからないので、なんともいえないが、個人的には後者の方がしっくり来ている。

さてこの本、5分ぐらいでさらりと読める。
約50億年の地球から考えれば人の命の灯火も一瞬、宇宙からしたらたかだか5分ぐらいのものなのかもしれない。とさえ思えてきた。
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by mandalabooks | 2012-09-19 21:39 | その他
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宇宙エネルギーがここに隠されていた
ケイミズモリ著

昆虫学者だったからこそわかったらしい触覚エネルギーのひみつ。
オベリスクやピラミッドなどタワー系の古代遺跡とかけまして、昆虫の触覚とときます。
その心は、、、どちらもエネルギーを受信します、みたいな。
ま、アンテナみたいなもんでしょうな。
磁気・・・ですか。
古代遺跡アンテナ論、的な?
そう考えると何だか新しいね!

蜂の巣の空洞構造効果にも書かれていて、図形がエネルギーを発している本にカブるな、と。
エジプトで有名な虫といえば、フンコロガシやけれども、けっこうアシナガバチも実は神聖化されていたのだとか。

で、結局、代替エネルギーって何になるんやろうね・・・。
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by mandalabooks | 2012-08-19 21:52 | その他

謎の古代図形

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謎の古代図形
秋山清著

図形がエナジーを発してる、というのを説明している本。
だから、謎でも何でもないんやけど(笑)。
個人的な意見としては、黄金比、大和比、プラトン立体などについての説明はとてもわかりやすかったが後半に霊能者がとか違う方向へ行ってしまってなんだか???な感じに・・・。
巻末の正多面体の展開図を切り取ってあそびたかったが、何分図書館で借りてきたものであるので、切り取れず・・・。コピーしようかと思ったけれども、そこまではめんどくさい、と。

大和比 1:√2(1:1.414)
黄金比 (1+√5)/2 ≒ 1:1.618

大和比で大和、と言うてもーてるだけあって、日本の中でたくさん使われている。
法隆寺や四天王寺などの古代建築は大和比を使って作成されたのだとか。
用紙のB判も同じ大和比で、徳川幕府の御用紙されてた美濃紙が由来らしい。
美濃紙の半折サイズが習字などの半紙になったのだそうだ。
DNAの螺旋構造や、大脳皮質の中にも潜んでいるらしい。
正4面体、正6面体、正8面体、ひし形12面体が大和比

黄金比の方は、欧米の建築、芸術作品などにたくさん使われている。
ピラミッド、パルテノン神殿、ミロのヴィーナス、ダ・ヴィンチの作品などなど。
挙げていくとキリがないほど。
自然界にある植物や貝にも黄金比を見出すことができる。
黄金比長方形のフィボナッチ数列に見る見事な螺旋!美しくないわけがないやん、と。
正12面体、正20面体、ひし形30面体が黄金比

ケプラーの多面体惑星系というのがあり、水金地火木土の6つの惑星の軌道の中に5つの多面体(プラトン立体の5つ)をあてはめていった。
なかなか陰陽五行説みたいなことを中国を見たこともないケプラーがよく知ってて発表したんやなあと、数字の面白さを想う・・・。

なんだか、以前に読んだことある気がするんやな~と思いながら読んだ一冊、であった。
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by mandalabooks | 2012-08-19 21:31 | その他

しあわせ占星術

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しあわせ占星術 自分でホロスコープが読める本
原宿占星術虎の穴著
松村潔監修

今年に入って占星術に夢中である。
ホロスコープを読めるようになりたいと勉強会に参加したりしてみている。
そんなホロスコープ初心者の私にぴったりな一冊。
難しくないけれど、占星術に必須のアレコレが詰まっている。

惑星とサインについて、アスペクトについてなどなどわからんかった謎がするっと解けた感じ。

まついなつきさんの漫画もまたわかりやすくて◎

分厚いけれど後ろ半分は運行の表なので、あまり難しくとらえなくてもいいかも。
あらかじめ作ってくれている方表に、後ろの運行表から自分の惑星等を見つけてきて記入するだけでわかるっていう超簡単な赤本みたいなもん。

占星術、今年はいっぱい勉強しようと思う。
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by mandalabooks | 2012-02-28 00:33 | その他