本を読む時間を大切にしています。


by mandalabooks

<   2010年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

The Green Book

a0057609_10462733.jpgグリーンブック the green book
エリザベス・ロジャーズ (著), トーマス・M・コスティジェン (著), 高橋 由紀子 (翻訳)

エコ本ハリウッド版、といったところの少しデザインもスタイリッシュな本。
アメリカでは2007年、日本では2008年に出された本。2年前は温暖化ブームだった気がする。
キャメロンディアスやロバートレッドフォード、タイラバンクスなどハリウッド著名人のコラムなんかも掲載されている。
減らすではなく、今できることをたくさんリストアップしてくれていて、それの何がいいのかをきちんと説明してくれてるのがアメリカっぽい。見やすく、わかりやすく、合理的である。
 
1 家庭/2 娯楽/3 旅行/4 電子・通信機器/5 学校/6 職場/7 買い物/8 健康と美容/9 スポーツ/10 お金と投資/11 建築/12 カーボン・ニュートラルをめざす

といった内容で、これらにおいて、簡単なちょっとの工夫を提案してくれている。
紙をなるべく使わずに、再生紙やネットを利用するとか、Eチケットを利用するとか、電気をちょくちょく消そうとか、プラスティックやPVCを使わないとか、そういう簡単なものなので、誰でも切り替えられそう。スポーツにおいては、ジムとかスポーツ用品においてのエコを推奨している。日本ではスポーツ方面のエコはヨガ以外あまりイコールにならないので、斬新な気がした。

例えば、PVC製のヨガマットがゴミになれば、平積みしていくとエベレスト7倍の高さになるとか。タダアサナ(山のポーズ)どころの話ではない・・・。
地球には66億人が暮らしていて、その数は増え続けているそうである。
1人1日あたり2キロのゴミを出している計算なのだとか。
考え物です。

「ベビーオイルは、ガソリン製造過程の副産物」らしい。「グリセリンは、石鹸製造過程の副産物」ってのと似てるな。いや、ぜんぜん違うか。
[PR]
by mandalabooks | 2010-07-28 11:05 | LOHAS

大阪人の胸のうち

a0057609_10223991.jpg大阪人の胸のうち
益田 ミリ (著)

本屋で配布されているフリーペーパーの中にこの著者のコラムが載っていた。きっと本人のままなのだろうなあ(推測)というフランクな語り口調が心地よく、「ミリ」っていうカタカナの名前がその時にインプットされた瞬間であった。
その後、この人の名前を本屋で発見すれば、「大阪人の・・・」とある。
私と同じ大阪人なんやーと、ペラペラめくっていくと、挿絵とたまにある4コマ漫画の感じがまたなんともいえずフランクな感じ。エッセイの題名のそれぞれも「大阪人と何々」みたいな、大阪人対何かについてで、おもしろそうなので購入決定。

「大阪人と京都人」についての部分に、そーそーとうなずく。
「やっぱり大阪の子やなあ」といわれるシーンがあるが、そうそう。
京都に行くと線引きを感じるのである。
大阪におると、わりといろんなところからみんな来ている人が多いので、大阪住んだら皆同じ=それが大阪人的雰囲気で、そんな環境で育つのであるが、京都に行くと「京都人」以外は別物的ちょっとした敷居の高さというかローヤル感がある。なので、京都の人とその他を一緒にしてはいかんのである。「なんで私達同じじゃないの?」という疑問があったのであるが、これを読んで今までの京都への思いというか詰まりがすうっと流れた感じ。便秘解消だよ。

「大阪人と愛想」もわろた。
大阪人は何でも愛想が大事である。「愛想なしでごめんやで」とか「あの店員愛想悪い」とか、愛想=愛嬌?がないと、具のない味噌汁のようになってしまうから。
せやし、よう「笑ろとけ、笑ろとけ」と言うのやね。

他、大阪人と三枝、大阪人とたこ焼き機、大阪人とお調子者(道頓堀へダイビングの話)、大阪人とお好み焼き、大阪人と「ちゃうねん」などなど。

大阪を知りたい人、大阪人で自分を客観視したい人におススメです。
[PR]
by mandalabooks | 2010-07-28 10:42 | 日本文化
a0057609_7162090.jpg新装版 歴史の交差路にて 日本・中国・朝鮮
司馬 遼太郎 (著), 陳 舜臣 (著), 金 達寿 (著)

1984に出版されたものの文庫版の新装版。
陳さんは中国系、金さんは韓国系のバックグラウンドを持つ。
日本・中国・朝鮮の三つの隣り合う国の風土や習俗、食文化などを三人で語り合う。
こちらは鼎談方式なので、また司馬氏の小説とは違って、その人そのものを感じられるのもいいと思う。
三人共、知識が豊富なので、読んでいるだけでとっても勉強になる。

私は、司馬氏の日本の歴史の本はあまり読んでいないけれど、
紀行ものや旅シリーズ、アジアについてが好きだ。
特に司馬氏の考え方が、フレキシブルですごくいいと思っている。
昔こんな考えの人は、変わっていると思われていたと思うが、悲しいかな今もそんな風土は変わっていないと思う。私も同じく、変わっていると思われているからである。
日本人がもっと自由に外に旅をし、外を知っていくことに楽しみを見出せばきっと変わるのだろうけど。

何回も読んでみたい一冊。
今、この本が再販されているのがありがたい。
[PR]
by mandalabooks | 2010-07-08 07:29 | 日本文化