本を読む時間を大切にしています。


by mandalabooks

<   2012年 02月 ( 3 )   > この月の画像一覧

鳥の仏教

a0057609_0364293.jpg鳥の仏教
中沢 新一著

チベットで古くから語り継がれているという一般人向けの経典。
絵本のような語り口調と挿絵にやられる。
ヨガの行きしなに立ち寄ったキヨスクで発見して一目ぼれ。
電車の中で読み切って、チベット好きの方にお譲りした。
その方に中沢新一の3日間連続勉強会なるものが近々大阪であると教えて頂き、
ハガキですぐ応募し、相愛大学くんだりまで出かけていった。
「原発と仏教」の講義である。
この本を買っていなければ知らなかったのに、と思うと不思議でならない。

内容は経典なのであるが、それはカッコウに姿を変えた観音菩薩が、セキレイ、ライチョウ、フクロウ、孔雀、ヒバリ、ウズラなどの多くの鳥達と問答を始め、悟りへといざなう、というもの。

とても美しい、心が洗われるような、ほっこりするような気持ちの良い一冊。
[PR]
by mandalabooks | 2012-02-28 00:45 | 仏教、他宗教

しあわせ占星術

a0057609_0225186.jpg
しあわせ占星術 自分でホロスコープが読める本
原宿占星術虎の穴著
松村潔監修

今年に入って占星術に夢中である。
ホロスコープを読めるようになりたいと勉強会に参加したりしてみている。
そんなホロスコープ初心者の私にぴったりな一冊。
難しくないけれど、占星術に必須のアレコレが詰まっている。

惑星とサインについて、アスペクトについてなどなどわからんかった謎がするっと解けた感じ。

まついなつきさんの漫画もまたわかりやすくて◎

分厚いけれど後ろ半分は運行の表なので、あまり難しくとらえなくてもいいかも。
あらかじめ作ってくれている方表に、後ろの運行表から自分の惑星等を見つけてきて記入するだけでわかるっていう超簡単な赤本みたいなもん。

占星術、今年はいっぱい勉強しようと思う。
[PR]
by mandalabooks | 2012-02-28 00:33 | その他
a0057609_2234485.jpg
日本人はなぜ狐を信仰するのか
松村 潔著

ホツマツタエを探していてふと発見したこの本。
私の曾祖母(拝み屋さん)がお稲荷さん系で修行?してはったこともあり興味津々で手に取ったのである。
わっ、松村潔やん!
このおっちゃんはどこまでマニアックなんやろう。
いつもこの人の本は、難解で途中で何度も彷徨ってしまう。
今回もまたハマリながらもさまよって、なんとか読みきるも、正直なところあまり頭に残ってはいない。
たぶん、私の脳の容量よりも越えてしまっていて、ショートしたものと思われる(笑)。

まずは伏見稲荷についての情報をいろいろ教えてくれる松村氏。
伏見稲荷には秦氏が祀られているのであるが、やはり秦氏が始祖というか関係が深いようである。
イナリというのはイスラム世界で「光を与えるもの」という意味があるらしい。

私がずっと気になっていた数字の三の謎にも言及している。
三位一体、三神、三種の神器、上中下、天地人、能動・受動・中和、などなど数えていけばきりのない日常の中の三の位置づけが気になっていたのである。
スーフィズムでも「御者・馬・馬車」と象徴的に三つを表現するらしい。
なんだかインドっぽい。

人間が祀るものというのは私達の叡智や自身を超えた自然のパワーである。
1+1=2でなくて、3になって創造していくもの。
例えば、夫婦から出来る子供のようなものなど。
それはまさに宇宙的である。
原始的な信仰はこの神秘を祀る対象とした。
インドのタントラなどにも残っているし、神社の中にも残っている。
シヴァとパールバーティのように、猿田彦とアマノウズメも夫婦になった。

ここから著者は猿田彦の謎を追うように文章を展開していくのであるが、
猿田彦は秦氏ゆかりの神社に多く祀られているし、稲荷系にもよく出没している。
渡来神の猿田彦は海を渡り、この島へとやってきた。
その前にはシルクロード、インド、中東あたりまで話が戻っていく。
そしてとうとうエジプトのアヌビス神に狐を投影していく。

で、結局何なのかといえば「狐は異界との接点」だということだ。
狐信仰の根底には人類古来の知恵が含まれ、グローバルな視点でものごとを理解するという心の成長を与えてくれるのだとういう。お稲荷さんに触れることで、自分の内なる宇宙的で普遍的な意識へとアクセスできる。赤い鳥居という産道を通じ、根源の世界へといざなってくれるのだという。

猿田彦、渡来、秦氏、このキーワードは前々から気になっていたが
この本によってまた開花した。
ということで、今後は秦氏と猿田彦について研究していこうと思う。
[PR]
by mandalabooks | 2012-02-28 00:05 | 仏教、他宗教