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知られざる古代日本

a0057609_228342.jpg古代文献『ホツマツタエ』が語る知られざる古代日本
鳥居 礼 (著)

ホツマツタエ調べにて借りてきた本。
ほんと知られざる、だ。

いや~、アマテラスがね~男だったとは!
古事記、日本書紀よりも前に日本についての文献があったとは。
著者によれば、米に例えるなら、「ホツマツタエ」が玄米、「日本書紀」が八分搗き、「古事記」が白米といったところなのだそう。
日本書紀、古事記には書かれていない宇宙論、死生観、神事その他の古代の叡智が盛り込まれているそうである。

「和す(やわす)」
この言葉が何度も出てくるが、日本は和す文化だという。
それこそが最高のアイデンティティだとか。
場合によれば腹を切る覚悟もあるのに、曖昧なゆらぎがある。
そのゆらぎ、安らぎ、その中にこそ優れた宇宙観、自然観がバックになっているというのだ。
自然のF分の一のゆらぎ、きっちりとしないナチュラルで不規則なゆらぎ。
それこそが心地よくさせてくれるリラックスの元であるが、日本人の考え方の中にはこのような曖昧なゆらぎがしっかりと入っている。

ヲシデ(ホツマ文字)という漢字前の固有の古代文字があったらしく(確証はまだない)、全編それによって五七調で綴られている。この文字を見て韓国ドラマの「善徳女王」で暗号に使われていた伽耶文字に酷似しているようにも思え、調べては見たものの全く手がかりつかめず。私の思い過ごしだったようだ・・・。
がしかし、古代日本は古代韓国と切っても切れない深い縁で繋がれているように思うのであるが、本文には関係ないので飛ばすとしよう。

「君」という言葉がある。
君主などと言い男性的であるが、ホツマによればキミそれ自体が男性・女性の一対であるのだと説く。いざなキ、いざなミにもあるように男子はキ、女子はミで、一対でないといけないのだそう。
男尊女卑的ではない、男女平等性がそこにあるのだと。男女は仲良くペアでお願いします、と。まるで雛人形なのだが、雛人形(京雛)を見てもそこにはホツマから伝わる女は向かって左、男は向かって右にとずっと配置されているという。(一般の雛人形は逆らしいが)

「八」を大切にしている日本
八角を形成するトホカミエヒタメの神々が生命誕生のとき、全てを結びつける魂の緒を下ろす、とある。
天井の外(トコシナエ)には八隅に八色の神に捧げる布や紙が立ててあるらしい。
八つの神の八つの手から生を受け、与えられた運命の道そのままに生きて楽しむなど、「八」は日本独自の楽天的でおおらかな考え方であるそうだ。

「三つの壷」
近江、富士、多賀(宮城)の三つが宇宙的な母胎である大壷と共鳴しコンタクト可能な土地、らしい。
なにげに近江の湖西地方、高島市、安曇川にある神社から「ホツマツタエ」は発見された。
著者曰く、琵琶湖が日本の子宮にあたる壷であり、新生の国を生み出すところであるから、西欧近代化ムーブメントの次の新時代は琵琶湖の周辺から始めるべきだろう、とのこと。
今現在では絶対ありえへんけどな(笑)・・・。

「古代の食事観はほぼベジ」
古代では肉食はタブーであった。
日常の食べ物は穀物が最高!と。あやまって四本足(の肉)を食べてしまったら家に二ヵ月半カブを食え、魚でも三日間大根を食べて穢れを消し、水鳥の場合は二十一日間大根を食べること、とある。
ホツマ的見解としては、血が穢れて魂の緒も乱れ、もとの天の宮に帰ることが出来なくなり、すると魂魄も迷い苦しみ、獣に再生してしまうらしい・・・。
米は日の霊気、菜は月の霊気を受け備わっているため、人の霊気を満たすのだとある。
ベジだったら日月と感応して天の宮に帰ることができるぜ!みたいな。
個人的見解であるが、高校生の頃に牛乳を飲んでると自分が濁っている感覚、飲まないと澄んだ感覚になったことがあった。誠に形容しがたいのであるが、そんな感じだ。

書いた人が言いたいのはきっと日本人よホツマを読んでルーツを思い出し、自虐的にならず素晴らしいアイデンティティを取り戻そうぜ!ということだろう。

まだまだ著者作のホツマ系BOOKSがあるので、次々と読んでいき考察を深めたいと思ふ。


目次
第一章 ホツマツタエが日本を救う
第二章 日本語の持つ和しの力
第三章 古代日本の宇宙観
第四章 美しき死生観
第五章 日本美がわかれば日本がわかる
第六章 日本の知られざる聖域
第七章 日本人の生活法は自然と一体だった
第八章 先祖が作った日本の歴史
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by mandalabooks | 2012-03-06 22:13 | 日本文化

猿田彦と秦氏の謎

a0057609_2150287.jpg猿田彦と秦氏の謎
伊勢大神・秀真伝・ダビデの影
清川 理一郎 (著)

ホツマツタエ(秀真伝)を調べていて発見した本。
どうやら猿田彦と秦氏と稲荷が切っても切れない関係らしい。
猿田彦は秦氏一族の王だったとかなんとか。

渡来神の猿田彦、日本国内では完結せずルーツを中央アジアの羌族、イスラエルに求めていく。
失われた十氏族の末裔かもしれないとロマンがふくらむ。

そっから発展して猿田彦を祀る秦氏が建てたといわれる伏見稲荷のINARIの語源はINRIである、と。

トンデモ~と思うか否かは、あなた次第ということで。

ホツマについてはがっつりと書かれていないので、自分が探していたものではないが
いつもなぜか猿田彦、秦氏、稲荷に行き着くので、読むようになっていたのもんと思われる。


目次
第1章 猿田彦大神のプロフィールと出自をさぐる-『秀真伝』、羌族の謎/第2章 サルタヒコ大神を祀る神社-その信仰の多様性を探る/第3章 ホツマが語る伊勢大神の謎-伊勢大神は男神で一人の皇后と十二人の后がいた/第4章 ホツマが伝える日本古代史-記紀が語らない独自の歴史観/第5章 古代日本に渡来した高度な民族集団・秦氏にせまる/第6章 秦氏が建立した日本の神社-原始キリスト教、ユダヤ教、日本神道/第7章 ユダヤ王・ダビデの謎-マリ文書、エブラ文書、サルタヒコの原像/第8章 伊勢神宮が宿す古代ユダヤの神跡-サルタヒコと伊勢大神、バアル・アシュラの女神信仰とアマテラス/第9章 サルタヒコ大神終焉の謎-サルタヒコは悪神か善神か?/付章 サルタヒコにつながるケルトの神、ギリシャ・ローマ・イランの神
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by mandalabooks | 2012-03-06 22:05 | 日本文化