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by mandalabooks

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第2図書係補佐



第2図書係補佐
又吉 直樹 (著)

何気なく本屋で見てて気になって手に取って読書感想文であることを知る。
まだ読んだことない名作がたくさん紹介されている。
そして紹介しているのが又吉。
特にファンでもないし、あまりよく知らない。
最近まで綾部とセットだとも気づいていなかった。
しかし何かの折につけ、ちらちらテレビなどで見かけ、彼が本好きだという情報は知っていた。
何かの番組だかで京都の純喫茶とかに一人で入ってお茶してる様子が映されててなんか変な感じがめっちゃ独特の空気感でなんかわからんけどオモロイ感じで興味深いと思ったのを覚えている。

本の紹介方法は、自分の話盛り込み形式。
それを見て、買わずにはいれなかった。
なぜなら自分もまた自分の話盛り込み形式で本を紹介している者であるからだ。
本の内容と全然関係ないやん!ていう又吉の話についつい引込まれていくのだが、最後にきっちりつなげてくれてるのと、??と思ったところでちゃんとあらすじが載っているので安心(安心?安心て何や?)。

人の本の読み方は色々ですごく面白い。
又吉ワールド炸裂の書評、めっちゃ面白かった。
続編あれば絶対読みたい。

これで興味を持った流れでお笑いの方も見てみたいし、ブログをやってるらしいのでそちらも是非見てみたいなと思った。

個人的に『螢川・泥の河』に出てくるトイレ開けたら「ワッサイビーン!」と叫んだ沖縄の親戚のオッサンの話にかなり笑ろた。
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by mandalabooks | 2012-09-19 22:05 | その他

転生



転生
田口 ランディ (著), 篁 カノン (イラスト)

久々のランディ本だなと図書館で発見した。
ペラペラめくると絵がけっこうリアルなというか、コワイ人物の出てこない楳図かずお的な不気味さ(ただ、めっちゃ細かくて上手いのだが)。
それが文章とマッチしているな~と感心してしまう。
絵が先か、文が先か、考え出すとニワトリ卵論争みたいになるので考えないことにする。

読んでる途中に「火の鳥?(手塚治虫)」、読み終わっても「やっぱ火の鳥?」みたいな。
そんな手塚的な命がぐるんぐるん巡るという転生。
人、それも中絶された生から始まり、鳥になり、殺されてしまう犬になり、いろんなものに生まれ変わっていくんだけど、けっこうグロい描写で読んでたらお腹が痛くなる感じ。でも、実際そういうグロい事ってどこかで起こっている事実だということを知らしめるために書いているのかもしれない。
生まれ変わる時にいつも感じるのは磁力、磁力に吸い寄せられ、磁力を感じ、爆発し分裂し形になってきて、生まれてくる。
その磁力とは何だろう?って考えて、最後の最後でわかるんであるが、光ていうのは闇の中だからさらに光って見えるように、グロさの対比として最後にいい感じで終わってると思うけど、もう光を感じる余裕がないというか、何やろう?不条理??

読み終わりにスッキリしないのであるが、これはきっと作者の狙い通りなのかもしれない。
生死というのはきっと不条理で意味がないものなのかもしれないな。
最後のオチでえらく感動する人もいるみたいなので、不条理感覚はあくまでも個人的な意見としてさらっと捉えて頂きたい。

高校の頃の担任が仏大出のかなり仏教的な思想の人で「怒らない」人だった。
たまに輪廻的な事を諭すために生徒に「次生まれ変わったら犬かもしれません、鳥かもしれません、人間だとは限らないですよ。」なぞと言っていたのを思い出した。
ニューエイジ思想的には人間は常に人間にしか生まれ変わらなくて、動物は動物の死後の世界があって、犬はだいたいまた犬になるんだと聞いたことがある。
実際のところはどうかは死んでみないことにはわからないので、なんともいえないが、個人的には後者の方がしっくり来ている。

さてこの本、5分ぐらいでさらりと読める。
約50億年の地球から考えれば人の命の灯火も一瞬、宇宙からしたらたかだか5分ぐらいのものなのかもしれない。とさえ思えてきた。
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by mandalabooks | 2012-09-19 21:39 | その他

スピリチュアルかあさん

a0057609_21585680.jpgスピリチュアルかあさん
大野舞 著

本屋でペラペラと見て気にはなっていたがその存在をすっかりと忘れていたある日、
「スピリチュアル母さん、読んだ?」とオファーが。
まだ読んでいなかった私は、この本と「大阪絵ことば辞典」とをトレードさせてもらうことに。

この絵どっかで見たことあるな~と思ったら、「日本の神様カード」の方。
そして、この著者さん、日本のスピ界をしょって立つ大野百合子さんの娘さんであった。
ということは、「かあさん」はその大野百合子さんということである。

スピな母の不思議な日常が面白く綴られていて、スピかあさんに振り回されつつも優しく見守っているとこがよい。見てるだけでなんかあたたかい気持ちにもなってくる。
まあ、親言うもんは子供を振り回すもんですな、どこも・・・。

幽体離脱して月に行ってみたり、ゲリーボーネルに会ってみたり・・・。
ふと鳩山夫人を思い出してしまった。あの人は金星だったか。
禊いでみたり、断食してみたり、なかなか普通のお母さんではしないことだらけ。
でも、子供の時からそうやから、それが普通やねんやろうな、きっと。

うちはじいちゃんが、アメリカかぶれであったため(進駐軍の通訳だったらしい)、じいちゃんの朝ごはんはトースト、ハムエッグ、コーヒー、夜はライス(お茶碗ではなくお皿にナイフ&フォーク)、ステーキ、フレンチフライ、デザートはバニラアイスという一風変わったメニューであった。私はというと、朝は無し。あれば小おにぎり。夕方はご飯(私はお茶碗で)、味噌汁、豆腐などの一品に麦茶という粗食であった。
でも、これが私にすれば普通なことであり、変だとは思ったことがなかった。
しかも家は洋館などでお手伝いさんなどがおる豊かなお宅などではなく、同じ大阪人でも来たがらないというガラの宜しくない地域のしかも長屋の小さく狭い家で行われていたのだから、笑けるのである。
大人になりよその家の事情を聞いたり、また話したりしてるうちに自分の家のそれがネタのような出来事だったと判明したまでのことである。

スピな家庭事情に関しては、うちの曾祖母(会ったことはない)がイタコのような拝み屋といわれる今で言う霊能師的な事を仕事にしていたので、ジャンルは違えどなんとなくわかる。
祖母、叔母に関してもなんかそういう気があり、私は自分自身ではあまりよくわかっていないのであるが、どうやら曾祖母的には誰に言っても伝わらないらしく、私の夢やら何やらに出てきてお告げをしていったりする。それは私自身ではないのでコントロールがなかなか難しく伝えるのもなんや難しいのであるが、何かがある時にはわかるようになっているという、まるで有事の際には発動するシステムが組み込まれているようでもある。なので無事の時には何もわからんという役立たずさ。
母は商売人で現実派であり霊的気質は皆無であるが、カンが物凄く冴えていてコワイ時すらある。

スピリチュアルかあさん、、自分に置き換えたらスピリチュアル娘。実際はベジタリアン娘に商売人かあさん、ボウリング叔母さん(プロボウラーです)、アメリカかぶれじいさん、東北訛りの大阪弁を喋る猫ばあさん・・・。
ああ、もしかしたら、自分の家でかなりいろんなもんが創作出来るんではないのか?と考えて、ネタまみれな自分に笑うしかなくなってきた、・・・そんな夜である。
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by mandalabooks | 2012-09-11 23:56 | スピ系