本を読む時間を大切にしています。


by mandalabooks

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ブンブン堂のグレちゃん


ブンブン堂のグレちゃん
グレゴリ青山著

グレゴリ青山氏が大阪の古本屋でバイトしていた時のお話。
絵ヅラに関西弁がピッタリ!
これて、あそこの本屋街ちゃう?という推測のもと読み進めていく。
グレさん、18~19歳のバイトが古本屋てめちゃシブすぎ!

梅田の古書街となんばの古本屋は割と好きで学生時代行きまくっていた。
最近めっきり行かなくなったけれど、古本屋は宝の山みたいで面白い。

お客さんとして行く分にはわからない古本屋の世界が堪能できる。
古本業界はまるであなたの知らない世界であり、トワイライトゾーンのようである。
楽しげ。

グレさんの描く登場人物のキャラが濃ゆくてかなり面白い。
大阪ならではの息使いが聞こえてくる一冊。
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by mandalabooks | 2013-02-28 21:01 | その他

お金に頼らずかしこく生きる 買わない習慣
金子 由紀子著

買わない習慣、と題に出ているにも関わらず買ってしまった・・・。
出だしから私の中で間違ってる感満載なのである。

私は割と最近は倹約家でポンポコ物をあまり買わなくなってきた。
というか、持たない暮らしを心がけている。
それはインドでの3ヶ月ちょっとの何も無くツライ生活のおかげである。
人間、物が無くても電気がなくてもバスタブ(&自動的に出る湯)がなくても何とか生きていけると知ったからだ。
車、テレビ、電子レンジなどを処分しても普通に生きていけるわけで。
モノには頼らなくなったはいいが、日々何かは買っている。たまに買わない日もあるが。

現在、実家住まいなので、母と買い物によく出かけるのであるが、そこで目の当たりにする人の買い物の仕方(ていうてもオカンしかおらんけど)に引いてしまうことが多々あり、自分もそうだったのかもしれないと反省しながら「あまり買わない、使わない」を実践しながら日々過ごしていた矢先に出会ったのがこの本だった。
母と出かけるとつい要らないものを買ってしまうので、今は必要以外、買い物には出かけないことにしている。
冷蔵庫の中にあるもの、ストックなどをいかにうまく使うか。
なんとかやっていけるもんだ。

この本は目からウロコというか、やっぱり使わないに越したことないな、と。
でも、使うのは好きなので、しょうもないもんや要らんもんには使わずに要るもんに使いたい。
ケチりだすとちまちまするので頭痛くなるし、我慢しなくてはならない。だったらもうハナから買わない。
それですよ、それ。
ケチケチしなくていいもの。

この本でも言っているが「安物買いの銭失い」はやめようということである。

『買わない1週間チャレンジレポート』と題し、本中で数名の方が1週間ゼロ円生活をやっているのだが人の諸費行動(買ってないけど)を見ながら自分自身を客観視できる。
そして買わない1週間、周りの人々に助けられていることを知っていく。
それを見て人は一人で生きているのではないのだなと諭されたような気持ちになる。

金持ちがなんでセコイのか、この本を読むとよくわかる。

さらなる自分のストッパーとしてこの本を倹約の聖書として崇めたいと思う。(笑)
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by mandalabooks | 2013-02-21 22:59 | LOHAS

捨てちゃえ、捨てちゃえ


捨てちゃえ、捨てちゃえ
ひろさちや著

題名で掴みはOKである。
捨てちゃえ、捨てちゃえとはいかに・・・。
ものすごくいい題名だ。

身近な「捨てる」である、「こだわり」から徐々にレベルアップしていき「世間体」「欲」ときて最後は「自己」を捨てるという仏教的な構成となっている。(と勝手に私が思ったのであるが)

一番印象的だった言葉は「少欲知足」だ。
ヨガと瞑想を始めてからというもの、このように生きようと心がけるようになった。
死ぬまで欲はついてまわるが、欲を少なくして足るを知ることで、すっと手放すことが容易になった。
インドに出向いて電化製品、電気のほとんど無い生活を数ヶ月送ったおかげで、わざわざ便利な場所にいながらにして「欲を少なく」とか「足るを知る」と頭でわかって減らしていくのではなく、いきなり何も無いというマイナスの中、欲を持ってもしょうがないような、これでもうええわと足らないところから工夫して有を知った(体験した)ため、逆に「少欲知足」で生きることの楽さと快適さを味わう事が出来た。
当時はツライだけだったが、今自分があるのは当時のおかげである。
なので、あれ欲しいだのこれ欲しいだのがなくなり、無かったらないで方向転換するしかないと思えるようになった。
私みたいなもんがちょろっとであるがこの「少欲知足」を微々たるものながら実践できるのだから、きっと誰でも出来るのだろう。本当は簡単な事でっせ、とブッダは教えてくれている。

次に、反省してしまう文章を発見した。
「一人の犠牲」についてである。
「わたしだけがちょっと我慢すればみんなが幸せになれる」といった考えでは誰も幸せになんてなり得ないということが書かれてあった。
ついこれはやってしまうのである。特に家の中で・・・。
著者的には「家族の誰かが不幸であって残りの人たちが幸せになれる訳がない」と。
ほんまにそうである。
「家族は日ごろから自分の希望を家族に伝え、それぞれの希望を聞くようにしていなければならない。みんなの意見に自分を合わせようとしていると、結局は家族全体が幸福にならない、とわたしはそう考える。」とある。
ほんとそう!ほんとそうである!

自分から「何か」を手放す、捨てるととっても楽に生きれるということを教えてくれる一冊である。
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by mandalabooks | 2013-02-06 00:14 | 仏教、他宗教


「いのち」と「こころ」の教科書
手塚治虫著 谷川彰英監修

手塚漫画の中からアソートして「いのち」や「こころ」について描かれているものをピックアップして数作掲載している。
掲載作品は
シルバー・タワー(「鉄腕アトム」より)/聖なる広場の物語/最後はきみだ!/ハローCQ(「ブラック・ジャック」より)/小うるさい自殺者(「ブラック・ジャック」より)/7日の恐怖/紙の砦/瞑想の園(「ブッダ」より)
の8作品。

ひとつ終わるごとに監修の方がコメントを寄せている。
聖なる広場と瞑想の園で仏教的な思想を鳥を通じて知る。
最後はきみだ!と紙の砦で戦争の馬鹿らしさを説く。
7日の恐怖では、創造主が消し忘れた世界に残ってしまった少年の7日間を体験する。
(ちょっとマトリックスっぽかった。)

ひとつひとつ何気ないのにすごく深い・・・。

手塚といえば、うちのおじいだ。
手塚に漫画を見せに行き、「絵は上手いが愛が無い」と言われたおじいである。
愛がある漫画って何だろう?とおじいの話を聞いてて思ったのであるが、
手塚漫画を読んでその意味がよーくわかった。
人類に対する警告は愛ゆえである。

手塚漫画はひとつひとつにメッセージがあり、じわ~っと読み手に伝わってくる。

実は子供の頃は漫画の本やアニメにはほとんど興味がなかった。
大人になってから漫画を文学代わりとして読み始めた私は、手塚のいう「愛」の意味をじっくりと噛み締めなが読んでいる次第である。
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by mandalabooks | 2013-02-05 23:49 | 漫画