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本を読む時間を大切にしています。


by mandalabooks

ダライラマ自伝

ダライラマ自伝_a0057609_19334182.jpgダライ・ラマ自伝
ダライ・ラマ 著


その人となりをまず知ろうと手にとって読んだのは、いつの頃だったか、
すでに忘れてしまったし、この本も、どっか行ってしまったけれど、
胸を熱く打たれた一冊だ。
ダライラマに興味を持ったのは、俗っぽいが、映画の「セブンイヤーズインチベット」である。
それ以降、たくさん、ダライラマについての映画や本を読んでみたりした。
これは、ダライラマ自身によるダライラマの生い立ちや亡命、亡命生活について。

国を追われ、過酷な旅の果てのインド亡命。
今もインドのダラムサラにて活動をしている。

いろんなことがあったにもかかわらず、恨み節なんて言うことなく
仏の教えですり抜け、発想の転換をしてきた人。
ほんとにあなたは素晴らしい人です。

人生のヒントになること間違いなし。
# by mandalabooks | 2009-01-09 19:45 | 仏教、他宗教

家庭で出来る自然療法

家庭で出来る自然療法 _a0057609_1914010.jpg家庭で出来る自然療法 誰でも出来る食事と手当法

東城 百合子 著

だいぶ長いこと、これを書くのを忘れていた。
というか、忘れていた。
医者要らず本の老舗的存在。
これがあると本当に便利。
いろんな病気別に索引があるので、ここぞという時にさっとひける。
ザ・自然療法!!
一家に一冊あれば良い。
絶対おすすめ。
たいがいのことは食べ物を改善すれば治るってのがわかる。
私がようやってる「こんにゃく湿布」(すごいデトックスパワーである)は、この本に掲載されていた。

著者は、大正14年生まれ。
ということは、この本は昭和何年に出たわけ?
このおばあちゃん、いっぺん結核で死にかけたところ、玄米菜食と自然療法にて元気になって今に至るそうで、身近にあるもので真の健康を取り戻せるんだと、副作用なく生命力はアップするもんだと、説いておられます。

「薬のいらない健康法をどうか皆さんでなさってみて下さい。自然はきっとあなたを元気づけ、勇気と希望をもってやる時、すぱらしい事がはじまる事を健康法を通 して教えきとしてくれます。何とかそうしたお役に立てたらと願って書きあげました。お読み下さる皆様に幸あれと念じつつ。 」

まえがきより
# by mandalabooks | 2009-01-09 19:25 | 代替医療

5次元世界への超扉

5次元世界への超扉_a0057609_023085.jpg5次元世界への超扉―イベントホライゾン2012

エハン デラヴィ (著)


だいぶハマってます。五次元文庫シリーズ。
だって、おもろいやん。
エハン氏の著書は初めてである。
読んでいくと、アレ?アレレ?
なんか知ってるねんけどー的デジャブ。
書かれている内容の宇宙人連れ去られ事件の場面の記述にあった
メタリックな船内、メタリックなベッド・・・のところで「ハッ」とする私。
私も、私も、みたいな。(昔、私とMIXIで話したことがある人は知ってるよね)
それはさておき・・・、
気になっているアレコレや共感、同意がいっぱい詰まってた。
ケンウィルバー、マトリックス、独立個人、臨死体験、松果体・・・。
(ドラッグのとことヨガではアセンションはなかなか難しいなんつーところは、私はあまり同意しないが。まあ、別に否定はしないし、一理あるから書いているのかもしれないので、ノーコメントで。・・・ってずいぶんコメント済み。)

来たる2012年のXデーに向けて、どういうふうにマインドをシフトしていったらいいのか、というところから書かれたみたい。

かなり面白い一冊。
# by mandalabooks | 2009-01-09 00:40 | 五次元文庫
Skinny Bitch/スキニービッチ オーガニックダイエット_a0057609_115573.jpgスキニービッチ世界最新最強!オーガニックダイエット
ロリー・フリードマン (著), キム・バーノウィン (著), ウイアー美由紀 (翻訳)

オネエ口調にビシバシ斬る語りでライトな感じに思えるが、
読めば、内容の濃さ、詳しさ、賢さに気づくはず。
和訳では、かなり柔らかめに訳しているとのこと。
是非、英語版を読んで、さらにビシバシ斬られてみたい。

これってLAって感じやわー、と、懐かしい感覚を蘇らせてみた。
LAでは、本当にDIET(食療。日本語のダイエット=痩せること、とは少し違う。)への意識が高い。だから、VEGANも多いし、マクロビアンもいるし、ロウフード、フルータリアンなどなど、人の数だけ、食のポリシーもそれぞれである。
ホリスティックな健康への思いは、環境問題やアニマルライツ、社会や政治の問題まで派生していくのである。
そして、自分が何を選ぶべきか、何を食べるべきか、それによってのリスクや責任はどうなのか、自分がハッピーでいれるのか、すべては自分の選択であることを学ぶのである。
LOHASな土壌が整っている暮らしやすさはLAならではなのではないか。
この本が出版されることはごく当たり前な流れなのではないか。と思う。
実は私もLA時代は、VEGANまで突き進みきった。
残念ながら、日本に帰国後、社会的な問題により、ずいぶん格下げされたが、
LAのようにVEGANでも突っ走れるような土壌作りのために私もなんらかの形で貢献しなくてはいかんな、と思うのであった。
日本では、まだまだ認知度の低い部分であるから。

「ねえ、腐りかけの死体はおいしい?」と本文より問われます。
ほんと、肉ってのは、腐りかけの死体である。
と、よく家のものと言うのである。

本では、畜産業界と政府の癒着、畜産動物の虐待なども取り上げられていて、
知らなかった事実も浮き彫りに。
アメリカの言論の自由ってすばらしいね。

抗生物質など、加工食品の添加物、ケミカルについての話、
ミルク、乳製品やその他に含まれる中毒性物質について、
などなど盛りだくさんで、目からウロコで、めちゃ楽しい。

やっぱフルーツっていいよなあ。
やっぱ、玄米かあ・・・。(最近米自体を食っていなかった)
などなど、つぶやきを入れてみたりして、読み終えた。

「これって、ただのダイエット法じゃないの。人生の生き方、食べ物の楽しみ方、健康でピュアで、エネルギーにあふれた自分を感じられる方法なの。」By著者
だそうです。

この本は、私のバイブルとなり、ボロボロになるまで読まれることでしょう。
いや~、この本、いろんな人に配りまくりたいわ、ほんま。
# by mandalabooks | 2008-12-19 01:41 | 食&食療法

いのちの食べ方

いのちの食べ方_a0057609_2346844.jpgいのちの食べかた (よりみちパン!セ)
森 達也 (著)

「世界を信じるメソッド」を読んで、一気にファンになった森さんの本。
この「いのちの食べ方」は近所の短観上映の映画館で初めて目にした。
同題の映画を放映(見てないけど)していたからだ。
それからかなり気になっていた本。
森氏の本だったとは。

お肉はどこからきてどうなってあなたの食卓に並ぶのか?
ということを教えてくれる。

肉を食べる人も、食べない人も是非読んでみてほしい一冊。

「生きている牛や豚と、パックの『あいだ』に、何があったか君は知らない」(P14)
そう、私たちのほとんどは、パックの切り身がどういう過程でそうなったかを考えたくはない。
想像すれば、それはスプラッターな光景で、きっと食欲なんてもげること100%だ。
個人的には、もげてもらってウェルカム、であるが。

私はPETA(アメリカのアニマルライツ団体)の作成した「畜産動物の一生」という映画を見ていたため、この本を読む前にすでに予習済みだと思っていたのであるが、この本を通して、日本における畜産の裏側を知ることができた。

屠殺場と解体の様子のルポが書かれているが、しかし、PETAやその他のもので知った生々しさよりはずいぶんとソフトな語り口であったが、わかりやすく本当に現場ではどんなことが行われているかということをきちんと伝えてくれている。

屠殺場と被差別部落の関係に滑り込み、そこから展開していく私たちの弱さと責任に訴えかけれらる語り口は、熱く、胸を打たれる。
さらに差別から戦争責任へと話が流れ、私たちがいろんな物事からつい目を背けてしまうことや、忘れてしまいやすいことを問いかける。目をそらさずに、「知ること」の大切さを説いている。

私たちはつい人と比べてしまう。
少しの優越感は差別の歴史の賜物である。
そんなしょうもない優越感なんて捨ててしまえ、ホトトギス。

私の中では「だまされることの責任」(p109)のところにかなり共感があった。

「大切なのは、『知ること』なんだ。 知って、思うことなんだ。」(p114)

他にも動物実験や動物愛護センター(犬猫を処理する保険所)の話が出ていた。
「そんな実験など、今すぐやめるべきだと思うかい?」(P65) 
なくなったら困るよね、みたいな流れであったが、「もちろん、今すぐ止めるべきだと思うし、それが私のポリシーだから!」と本に向かって突っ込んでみた。

もちろん、皆さん知っての通り、私は肉を食べません。
栄養がなんたらかんたら・・・と、最近は言われることも少なくなってきたけれど、殺してまで栄養を蓄えたいなどとは思わないし、それで飢えるなら、かかってこいだ。
しかし、肉をたべなくったって、飢えることも、残念ながら、無いようだ。
自分で屠殺して、それでも食べたいと思うのならば、食べたらいいけど、私は、無理だ。
・・・ついつい熱くなってしまった。

ということで、これを読んで、是非、熱くなってみてほしい。
寒い~夜だから~♪って、懐かしい歌でっけど。
# by mandalabooks | 2008-12-19 01:10 | 食&食療法