本を読む時間を大切にしています。


by mandalabooks

ヒーリング



ヒーリング
草野 巧著

このシリーズの「パワーストーン」を読んでいて、なかなか良かったのでこちらも読んでみる。
「癒しの伝説と神秘の技法」と副題にあるように、内容はまったくソレなのだ。

イエスの奇跡、アスクレピオス(医学の神)の治療、ルルドの泉などに始まり、世界のヒーリングの神々、ヒーラー、パワースポット、伝統医療について収められている。
多岐にわたってものすごく調べて書かれているな~と感心!
参考文献が最後に掲載されているが、これもまたすごい数。
ヨガ(ハタヨガ)についてもよく調べてはって、一般的にはわかりにくいヨガの身体論にまで及ぶ。

ハワイのパワースポットやカフナ(シャーマンみたいな人)について、セドナのヴォルテックスやネイティブアメリカンについて、ペルーのナスカやマチュピチュについてもとても面白い。

ホメオパシー、アーユルヴェーダ、中医学などにも言及しており、そしてエクソシズムなどにも足を突っ込んで書いている。

私はなぜか小学校の時の自由研究を思い出してしまった・・・。
自由研究ってすごい調べて発表したなあ、と。

入門書にしてはなんせ詳しい。
そんな感想でございます。
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# by mandalabooks | 2013-01-08 16:33 | スピ系


街道をゆく〈11〉肥前の諸街道
司馬 遼太郎著

紀行文はおもろい。そして司馬遼太郎もおもろい。
これが合わさったら、、、かなりおもろい。
ということで、「街道をゆく」シリーズが好きだ。
それの肥前(佐賀・長崎)版である。

唐津、平戸、長崎の3章に分かれている。
唐津では元寇の時の蒙古塚を探し、平戸で蘭館を探し、南蛮(ポルトガル)、スペイン、イギリス、中国との繋がりを見出す、長崎の南蛮人の居留地とサツマイモには関係があると思いを馳せたり・・・。

大航海時代のキリシタン文化と貿易についてや、当時の戦国の情勢などがわかりやすい。
信長、秀吉(南蛮中心時代)、家康(オランダ中心時代)の時代の長崎はインターナショナルやったんですな。

こんな言葉を書いている。
「長崎といえば、秀吉による教会領長崎への弾圧とその残酷なキリシタン処刑、さらにはずっと後のオランダ人の渡来からふつう幕があくようだが、それ以前のカトリック時代の長崎をゴアの教区の内部事情、アジアにおけるポルトガルとスペインの対立、またはヨーロッパにおけるポルトガル王国の内情といった面から丹念に照射した研究が出てくれば、長崎史は原爆体験を待たずして世界史の一部になりうる。」
何行かだけで、何百年かを網羅して壮大である。

平戸の方に松浦という地名があるが、これのもとは「末羅」だったそうで「ら」というのは、古代朝鮮後で国を指す言葉ではないかと司馬氏は言う。司馬氏の半島愛を語る所がすごく好きで、食い入るように見入り、指で文字を追っている。
そして唐津の唐は韓(伽羅)であり、ここいらの関係は深かったのではと推測していらっしゃる。

さて、南蛮(ポルトガル、スペイン)とカトリック神父は一体で、貿易したかったらまず入信せよと交渉してくる。
ローマ・カトリック教会はポルトガルとスペインの両王室と契約し、布教保護権をあたえた、のだとか。
なので発見する土地土地で原住民を改宗させる事業をローマから請け負っていた、とある。
ザビエルのイエズス会もこちら側だった。

南蛮に対して区別するためオランダを紅毛と呼んだ。
私の毛も子供の頃、紅かった。そのため赤毛と呼ばれた。
なぜかと思ったら、この当時に長崎に来たオランダ人(しかも平戸の)の血がどうやら混じっていて、隔世遺伝で出たらしい・・・。そのためか、長崎やオランダと言われると妙に血が心が騒ぐのである。
死んだばーちゃん(父方)は平戸出身でクオーターだった。
もとい、紅毛(オランダ)はプロテスタントで割とビジネス感覚で貿易中心だったらしい。
平戸でなんなくやっていたものの、鎖国令などで出島に押し込められながらも、日本と貿易してたのは「金利」の良さらしい。日本では銀の方が価値があったため、銀で支払っても金でお釣りが帰ってくるみたいなところがあって、儲け率が高かったのだとか。

「オランダ人はその独立戦争によってスペインの首かせから脱し、ヨーロッパで最初の市民社会を創ったと考えていいが、同時にビジネスというものを宗教から切り離して独立させて近代を開いた最初の民族ではないかと思われる。」

カトリックが悪く見えてしまいそうであるが、実は彼らは医学を無償で提供してくれたのだとか。
さすがは聖職者である。イエズス会の信用もドUPしたらしい。
南蛮外科により、悪質な瘍や疔をアルコール消毒にて完治させたことが日本人にとって魔法のようなものに見えただろう。アルコールで消毒なんて感覚がなかったのだから。

インターナショナルな長崎は時代の波に乗ったのか、飲まれたのか、いい面もあれば悪い面もあり、何とも言えないが、この時代から振り返って推測する事しか出来ないがとても興味深いのである。


1274年 元寇襲来 福岡の今津辺り
1281年 二度目の元寇襲来
1541年 ポルトガル船が豊後の国に漂着
1543年 ポルトガル船が種子島に漂着、鉄砲伝来となる
1544年 キリスト教薩摩に来航(ザビエル?)
1550年 ポルトガル船が平戸港に入る
1600年6月 ウィリアムアダムス(英、三浦按針)が航海長を務めるリーフデ号(蘭船)漂着 
1609年 平戸に二隻のオランダ商船入る、オランダ商館が作られる
1613年 イギリス商館が作られる
1623年 英国、対日貿易の不振により10年続けた平戸の商館を閉める
1641年6月24日 オランダ人平戸から出島へ移される
1700年初頭 徳川幕府による鎖国、スペイン・ポルトガルが退去
1853年6月 ペリー来航
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# by mandalabooks | 2013-01-07 23:57 |


頑張るのをやめると、豊かさはやってくる
アランコーエン著、本田健訳

アランコーエンが書いて、本田健が訳している!
これだけで読みたいなと思わせる何かがある。

アランコーエンは、"I had it all the time"(人生の答えはいつも自分の中にある)を読んで、グイっと引き込まれた作家だ。作家だろうか?スピ系の講演やってる人でもある。もちろん行ったことはないが。
本田健は、有名な『ユダヤ人大富豪の教え』の作者である。

このコラボで豊かさについての一冊をまとめている。

心を楽にして生きること、本当の豊かさを知ることへのヒントが詰まっている。
これらをブロックしているものは、あなたの中にある「不安」やその要素である。
その不安の詰まりを取り除き、スムーズに流れさせる。
そんな薬のような一冊になりえる。
中医学でも「詰まり」「固まり」が病の原因だと中国語の先生(漢方医)が教えてくれた。
気、血、水はいつでも流れている状態が健康なのだ、と。
きっと豊かさも同じなのだろう。
とくとくと芳醇な水を携えた川は悠々と流れ大河、海へとつながっていく。

1から9章に分かれているが、その9つには原則があり、うまくまとめてある。
1:いつでもじゅうぶんにある
2:準備ができたものは手に入る
3:情熱は報われる
4:骨の折れる仕事を大事にしない
5:手にする成果はあなた次第
6:どんどん循環させよう
7:見た目の状況に惑わされない
8:ピンチをチャンスに変える
9:互いにとって素晴らしい存在であれ

読んでいるうちに自分のあれこれを思い出してみたりして心の整理にもなった。

「誰かがイエスと言ってくれる」というクダリで、著者はマイルが使えない日に飛行機に乗ったけれども、諦めずに色んな人にマイル使えないか聞いたらいけた、という話がある。
1回アカンかったからといって諦めないようにと諭してくれる。まるで100回叩いて折れない木はないという韓国の格言のようである。
私も先日これに近い事が起こった。
いつもミネラルショーで手伝わせてもらっている石屋さんがいる。そこにいるのが本当に楽しくて、そこのスタッフの皆様も凄く素晴らしく、大好きで尊敬している人ばかり。ミネラルショーでのバイトは年に一度の楽しみである。関東のショーに来てくれたら、、、と言われたけれど、既に一人関東で担当している子がいたし、移動費も高いので、行くには難しい問題である。
でも、どうしてもミネラルショーで働きたくて、直談判を試みた。
一番格安の夜行バスで出向くこと、友人宅へ泊めてもらいながら行くことで経費がかからない旨提案し、OKサインをもらったのであった。
その後、関東担当の子から連絡が入り、当日は大事な予定があること、今後は違う仕事を探すということで、逆に私にやってもらえるようにバトンタッチしてもらった。そして晴れてこれからの担当がなんと私になったのである。
ボスにすれば経費は安く上がった、私は行けて嬉しいのWin-winな結果となった。
本当にやりたいこと、これや!と直感でビビっと来た事には絶対に折れずやってみる事の大切さをしみじみと味わった出来事であった。


もとい、アランコーエン本の話である。
「すべてのことに感謝します。足りないものはありません。」とは最後のアファメーション。
足るを知る、感謝をすることは、円滑にいくための大事なエッセンスである。

頑張るのをやめると、豊かさってほんまにやってくるね。
それは金銭より心の豊かさの方が大きい。
でも全然そっちの方が金銭のみの潤いよりは、はるかにいい。
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# by mandalabooks | 2012-12-31 17:55 | スピ系


この世でいちばん大事な「カネ」の話
西原理恵子著

「よりみちパン!セ」という「生きていくための知恵を読みやすくコンパクトに書き下ろす」をコンセプトにした面白い書籍シリーズから出ていたこの本。
なかなか読むに至らなかったが、何年か越しにやっと読むに至る。

まず金の話やのうて、「生まれる場所を人は選ぶことはできない」とキタ。
ほんと、そうやねー・・・、よくわかるよ~、と読み進めていくと
この人、私やないのか??ってぐらいなんか地域的な部分の育った境遇の似てること!
「貧困と暴力は仲良し」かー。
貧困な地域はバイオレンス多いからね。
西原氏曰く「負のループ」と書かれていたが、この負の連鎖に巻き込まれている自分がどうやって自分でその鎖を断ち切っていくのかって、大事よね。
外に出ないとわからんことがあるからね。

この境遇から出なければ、この場所から出なければ、絶対に自分がアカンようになってしまう。
私は常に思ってた。
当時はそれが普通でも、大人になったらこんなヘビーな場所で育った人ばかりではない。自分が特殊だった。
だから普通の、一般の、きちんと大学にも行けて、就職して、結納を交わし、両家ご両親健在のもと結婚をする、とかを見ていると自分の育った環境では考えられないなと思い、つい違和感を感じずにはおれないというねじれた自分が出てくるのである。(別に幸せやったらいいですよ。でも地元ではそんな人少なかったからね。)
とか、「お金持ってる人と結婚して幸せになりたい」女性の多いこと。
西原氏の男のカネに頼るような女になってはいけないとかなんとかのクダリ、うちのオカンも言うとった。
その金に頼って、男が倒産とかした場合、どうやって生きていくのだ?と。
ほんとそう。自分で食べれるぐらいは自分でなんとかやっていけるようにしとかなあかん。

西原氏は自分で稼げ、働け、と言うのである。
「自分で稼ぐということは自由を手に入れるということである」と。

このカネ、カネした世の中で、西原氏的には働け、稼げ、と・・・。

それはそうであるが、私的には、このカネ至上主義の社会ももうどうなんかなと思ったりもする。

このカネのシステム、どうにかならんのかね。
根本が覆ることってないのかね。
私は億とか兆とか持ちたいだの、めちゃ金持ちになりたいという欲はない。
もちろん生活していく分+αのカネはもちろん要るが。
自分の器以上に金を持ったらその分のリスクがあることぐらい嫌という程見てきたからである。

ただ、人々は自由でいて、奪い合うこともなく、分け与え、幸せに笑える世の中だったらいいと思う。
新しい時代のカネはどうなるのだろう?
もっともっと進んだ世の中ではカネ自体が時代遅れかもしれない。
あれ欲しい、これ欲しい、あれが無い、これが無いという不足感自体が無くなっている世の中かもしれない。
その頃にはきっと奪い合いなどないハズだ。人々は足るを知って、不要なモノをたくさん溜め込むことも無いハズだ。
これは願望だろうか?夢物語だろうか?

と「この世でいちばん大事なカネの話」を読み、考えているのである。
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# by mandalabooks | 2012-12-30 22:34 | その他


光のアカシャ・フィールド 超スピリチュアル次元の探求
よしもとばなな&ゲリーボーネル著

対談本とは知らずそのまま図書館で借りてきた本。
内容は、よしもとばななとゲリーボーネルの対談、って、そのままやけど。

あまり頭使わずにさらっと読めるのは人の話をまた聞きしてる感じだからか、
Wing Maker後だからか、、、。

キリストの話のクダリで、「本当のキリストはあんなオトコマエじゃないし、西洋人風ではない。お腹出ててポチャっとしてて背が低い」みたいな事をゲリー氏が言うのであるが、それを見て思ったのは
先日、ヨーロッパのどこかのおばちゃんがよかれと思ってキリストの古びた絵を綺麗に塗り直したところ、猿みたいになったというのが話題になって世界中から見物客が押し寄せたアレ、アレだ。
もしかしたら、アレに近いんとちゃうかと想像したら、逆におばちゃん凄いな、みたいな。
ただキリストの目は青かったらしい。

ユダも裏切り者ではなく、かなりキリストに近しい者だったらしい。
他の弟子は恐れ多くて出来ないと断るもユダのみが真意をわかり、実行したとか。

空白の何年か、何十年か忘れたけど、なんしか空白の時間があって
その間にキリストはインドに行ったり、日本にも来てたらしいよ。
キリスト教の宗教画にたまに書かれてる宇宙船があるが、きっとあんなのに乗って来てたのかも!

あと、宗教の終焉が近いとかなんとか。
ま、薄々気付いてきてる人も多いかと思う。

これは日本で出版でよかったね。キリスト教圏ならえらい物議やと思う・・・。

あと楽しみなのが「グリーンレイ」。今はブルーレイまで出来てるけど、次はグリーンレイになるそうでもっと機能がUPするらしい。ケイ素(シリカ)で出来たやつ。クリスタルやね。それで何が読み解けるねや、ってことで。
それは太古のディスクらしい。って、この辺り『Wing Maker』にも似てるけど。
で、間に入ってる通訳が、大野百合子さんでそれこそWing Maker監訳した人で。

そんなアカシック対談本、でした。
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# by mandalabooks | 2012-12-29 17:07 | スピ系

Wing Maker



ウイングメーカー
大野 百合子 監修, shima 訳

う~ん、難解。
日本語が難しく、硬く、入ってきづらいのは、きっと英語も元々難しく書かれているのかも。
それかワザと。何か理由があって意図的にそうしているか。
読むのにこんなに詰まった本は無い。
たぶん、目で追って読むならさっさと読めただろう。
しかし、これはどういう意味での描写なのかとか、単語の意味するものは、とか色々考えてしまい、
ちょいちょい止まってはメモ、止まってはメモ。
この略語、何の略やったかいな?とページ戻したり、最初からめくって読み直してみたり。
しかも、ウイングメーカーのウェブサイトにあるウィングメーカー音楽と絵を見ながら読んでいたらちょいちょい寝落ち。眠たいこと、眠たいこと。

断食や瞑想などは3日目まで、マラソンに至っては最初の3キロあたりまでがしんどいのであるが、それと同様にこの本も最初の部分でくじけそうになりながらも、メモとノートを書き留めたお陰で、途中から流れを掴み、長距離を走り切ったのであった。

さてこのウイングメーカー、どんなんかというと・・・。
「ニューメキシコ北部の峡谷の奥深くで、謎の象形文字の壁画が描かれた、23室の人工遺物が偶然発見される。最後の部屋から発見された1枚の光ディスクに収録されていた、西暦28世紀の「タイムトラベラー」による人類の未来に関わる重大なメッセージ。遺跡研究チームから脱走した科学者が語る衝撃と驚愕の事実。」
と帯に書かれている。

ウィングメーカーとは、750年後の未来からタイムトラベルでやってきたらしい地球人。
その未来の私達ともいえるウイングメーカーたちが遺跡に23の部屋からなるタイムカプセルを隠した。
その部屋にはそれぞれ壁画が描かれてあって、それは表紙にも見られるように意味深な極彩色の絵である。
(個人的にはあまり好き系の絵ではないので、グッと惹きつけられるものは無く、むしろ気持ちワルイが。)

光ディスクを解読した科学者が脱走し、失踪前にとある女性ジャーナリストのもとへ駆け込み、ウィングメーカーの事を伝えたところから話が始まっていく。

科学者が研究をしているとこは極秘機関で、なんと宇宙人が一緒に働いてるっちゅう話。
彼らが共に力を合わせタイムマシンを作っている最中(実はもう出来ている?)なんだって。

要は、アメリカの極秘機関で働いてた科学者がウィングメーカーというタイムトラベラー(未来の私たち)のカプセルにあったディスクを解読しているうちに良心に目覚めて脱走、秘密を漏らす。
言われた方のジャーナリストも半信半疑から確信に変わって・・・みたいな感じかな。

その極秘機関ではコルテウムっていう知能がえらく優れて人間よりはるかに進んだヒューマノイドと一緒に仕事をすでにしているらしい。
脱走科学者もその極秘機関で訓練してるから「物質化」できるらしい。サイババみたいに(ていうと胡散臭げになるけども)。

ウィングメーカー曰く、別の銀河から宇宙人がやってきて地球を植民地化しようとしてるらしいのであるが、
その宇宙人に地球に目を向けないようにって考えを植え付け(インセプション)に行くとか行かないとかで・・・。

2巻、3巻と続くのだけれど、読むのに根気がいるので、まだ手を出していない。
1巻すら自分で買ってもいない私である。

何かに似てるな、と思ったらドランヴァロ。
ドランヴァロの『ハートの聖なる空間へ』だ。
ドランヴァロの方が全然読みやすいので、先そちらをおすすめしたい。
または、『エメラルドタブレット』に似てるとも言われている。(まだ読んでないので何とも言えね~Byこうすけ)

先日、『PUSH』というサイキックバトルもんの映画を観た。そこでもシフターと呼ばれる物質の外観を変容させて相手に錯覚させるという能力を持つ人やプッシャーと呼ばれる記憶操作する人が出てきたが、ふとウィングメーカーに出てくる世界観にカブってきて、だんだんそういう時代になってきたのかね、とか思ったり。

1巻最後の方はしきりに階層社会とか云々言ってるので、なんだか『Thrive』みたいやなとも思う。

2、3を読んだらまた感想を書いてみたい。
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# by mandalabooks | 2012-12-04 22:35 | スピ系

クレドサラヤジ



クレドサラヤジ
パク・キョンナム著

著者を知ったのは、キャンドルナイトのツイッターからだ。
「朴 慶南 生きていること、生かされていることのありがたさを、しみじみと」とあった。
なんだかすうっと入ってきて、この人誰だろう?って思いググった。

そして発見したこの本。
偶然にもサイン本だった。「この本の中のどの言葉かがあなたの心に届きますように」ととても几帳面で丁寧な文字で書かれてあった。その文字に誠実さが見てとれ、じわじわとそこですでに私の心に届いた模様だ。

「クレドサラヤジ」というのは「それでも生きていかなくちゃ」という韓国語で在日韓国人二世の著者がお母様やお婆様がよく口にする、よく聞いてきた耳慣れた言葉なのだそうだ。
人生なんてしんどいものだから、何があろうと生きていかなくちゃと思うとじんわりと生きるエネルギーが湧いてくる、そんな言葉なのだとか。

可愛く心がほっこりするイラストと温かい言葉がピッタリマッチしている。
本のサイズも何版というのかわからないけれど、手に持ちやすくなじみやすいサイズがやさしい。

「人間は多面体だ 光のあて方次第で さまざまに輝き反応する」とあった。

なんかやさしい・・・。

落ち込んでいる友達に何て声をかけていいかわからない時に、そっと手渡したい一冊だ。
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# by mandalabooks | 2012-10-23 22:16 | その他

言えないコトバ



言えないコトバ
益田ミリ著

「なんかわかるわ~、それ~、、、」と共感がたくさん。
「なんか言われへんわ~、それ~、、、」っていう言うのが恥ずかしいようなコトバの数々。

益田ミリさんの気の抜けた炭酸のような絵がたまらなく好きで、ふと目にした新聞などでこの方の絵とコラムを発見した時の嬉しさと言ったら!
なんかわからんけど、なんか嬉しいっていう。
このなんかわからなさ感が心地よい。
それがたくさん詰まっているのだからついつい買ってしまうのだ。

言えないコトバというか言ってはいけないようなコトバ、最近編では「スパッツ」だ。
その次の次代には「カルソン」になったが、これも既に言えない。
で、今何て言うのかというと、「レギンス」である。
最初聞いた時は、ケニーロギンスがギター持ってぴっちりなパンツを履いて踊っている図が浮かんだ。
Foot Loose!! てな感じやね。

そんな言えないようなコトバやら、著者が個人的に言いにくいコトバやらが満載。

最近全国区になりつつあるが、「あめちゃん」「○○(百貨店など)さん」など固有名詞にちゃん、さん付けしたり「お野菜」などなんでも枕詞的に「お」をつけたりして丁寧にしたりするという関西人の関西人による関西だけのご当地なコトバっていうのがあるが、(「ご当地」も私あまり言いたくないかも、笑。ゴトウチ、て!) それも関西の枠を出た途端に、意味不明なニュアンスになってみたりする。
ま、それがおもろかったりもするんやろけど。

逆に(逆に、て!)、関西側が関東のコトバを聞いた時にツボに入ったりとか。
例えば、「べらぼうに○○」などの場合、やたら「べらぼう」のサウンドが気に入ってみたりもするので、やたら「べらぼうナントカ」と使いまくってみたり。
しかしながら、私のべらぼうイメージは茶色いような魚顔の細長い妖怪みたいなイメージ、もしくはぬぼーっとしたぼっちゃんみたいなイメージ。
その妖怪のようなぼっちゃんが一人歩きしている頭の中。

他に言いにくいのはファッションの仕事をしていていつも引っかかっていた「オシャレ」。
万人ウケして使いやすいのであるが、それ一言で済ますのもな、と他に変わるコトバとかないのかなといつも考えあぐねていた。
オシャレですね→洒落た着こなしですね→色使いがとても上手ですね、とか販売員の私は何か洗練された「オシャレ」に変わる何がしかの言葉を考えあぐねていたりしたのであるが、接客してるとまあそんなこと忘れてますわな。
しかもしまいには、オシャレ自体が死語になりかけて瀕死である。
それで何になってるのかと言えば、シャレオツだのシャレオだのオツだの。
オツはまた意味が違うか・・・。

で、旦那さんにこの面白さをわかってもらいたくトイレで読む本何か無い?って聞かれてこの本を差し出したのであるが、答えは「どうでもええわ!」とのこと。

そうなのだよ。
人がどういう風にどう言おうがどうでもいいし、勝手なのだよ。

それでも、コトバって引っかかってくるし、とっても面白いのだ。
その世界を体験してみたい時には是非この本を読んでもらいたいと思う。
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# by mandalabooks | 2012-10-23 20:53 | その他

霊道紀行



霊道紀行
辛酸なめ子著

おしゃ霊スポット、除霊、スピリチュアルナントカの体験が盛りだくさん。
ひとりで読んでて冷やっとする場面もあるけれど、なめ子的なトークでニヤリとしたオチ。
占いとか前世とか見てもらいに行くのであるが、元々完全に信用してないから面白い。
疑心半分でその時に思ったことをつらつらと辛辣に書いているのも、あーわかるなーと。
言い方(書き方)、表現がすごく上手で「うまいこと言う!」と何度もツッコミたくなるんであるが、
今何に対してなのかそれを思い出してくれと言われてもなかなか思い出せない・・・。
読んでるとなめ子さんがかなりの霊体質ということが見て取れる、なのに一人暮らしていうところが何か余計怖いやん!
塩とセージはおしゃ霊なスピアイテムだとわかった(笑)。


Ⅰ)霊道の心得
セージ観察日記・スピリチュアルフレンドシップ・オーブの饗宴・守護霊様を訪ねて・前世の迷宮・東京おしゃ霊(れい)スポットBEST10・オーラアップ術・ポルターガイスト


Ⅱ)霊道のたしなみ
生霊との攻防・憑依体験女子トーク・省エネ霊出現法・先祖霊・ラップ音と私・動物霊コミニュケーしヨン・アセンションに向けて異次元トリップ・アリソン デュウボアとの対話

Ⅲ)霊道の作法
スピリチュアル女とモテ・リコネクティブ・ヒーリング体験・お化け屋敷の恐怖・スピリチュアルファッション研究・宇宙人コネクション・ドッペルゲンガ―・ファ―ストレディと金星で
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# by mandalabooks | 2012-10-04 22:47 | スピ系

第2図書係補佐



第2図書係補佐
又吉 直樹 (著)

何気なく本屋で見てて気になって手に取って読書感想文であることを知る。
まだ読んだことない名作がたくさん紹介されている。
そして紹介しているのが又吉。
特にファンでもないし、あまりよく知らない。
最近まで綾部とセットだとも気づいていなかった。
しかし何かの折につけ、ちらちらテレビなどで見かけ、彼が本好きだという情報は知っていた。
何かの番組だかで京都の純喫茶とかに一人で入ってお茶してる様子が映されててなんか変な感じがめっちゃ独特の空気感でなんかわからんけどオモロイ感じで興味深いと思ったのを覚えている。

本の紹介方法は、自分の話盛り込み形式。
それを見て、買わずにはいれなかった。
なぜなら自分もまた自分の話盛り込み形式で本を紹介している者であるからだ。
本の内容と全然関係ないやん!ていう又吉の話についつい引込まれていくのだが、最後にきっちりつなげてくれてるのと、??と思ったところでちゃんとあらすじが載っているので安心(安心?安心て何や?)。

人の本の読み方は色々ですごく面白い。
又吉ワールド炸裂の書評、めっちゃ面白かった。
続編あれば絶対読みたい。

これで興味を持った流れでお笑いの方も見てみたいし、ブログをやってるらしいのでそちらも是非見てみたいなと思った。

個人的に『螢川・泥の河』に出てくるトイレ開けたら「ワッサイビーン!」と叫んだ沖縄の親戚のオッサンの話にかなり笑ろた。
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# by mandalabooks | 2012-09-19 22:05 | その他