本を読む時間を大切にしています。


by mandalabooks

Wing Maker



ウイングメーカー
大野 百合子 監修, shima 訳

う~ん、難解。
日本語が難しく、硬く、入ってきづらいのは、きっと英語も元々難しく書かれているのかも。
それかワザと。何か理由があって意図的にそうしているか。
読むのにこんなに詰まった本は無い。
たぶん、目で追って読むならさっさと読めただろう。
しかし、これはどういう意味での描写なのかとか、単語の意味するものは、とか色々考えてしまい、
ちょいちょい止まってはメモ、止まってはメモ。
この略語、何の略やったかいな?とページ戻したり、最初からめくって読み直してみたり。
しかも、ウイングメーカーのウェブサイトにあるウィングメーカー音楽と絵を見ながら読んでいたらちょいちょい寝落ち。眠たいこと、眠たいこと。

断食や瞑想などは3日目まで、マラソンに至っては最初の3キロあたりまでがしんどいのであるが、それと同様にこの本も最初の部分でくじけそうになりながらも、メモとノートを書き留めたお陰で、途中から流れを掴み、長距離を走り切ったのであった。

さてこのウイングメーカー、どんなんかというと・・・。
「ニューメキシコ北部の峡谷の奥深くで、謎の象形文字の壁画が描かれた、23室の人工遺物が偶然発見される。最後の部屋から発見された1枚の光ディスクに収録されていた、西暦28世紀の「タイムトラベラー」による人類の未来に関わる重大なメッセージ。遺跡研究チームから脱走した科学者が語る衝撃と驚愕の事実。」
と帯に書かれている。

ウィングメーカーとは、750年後の未来からタイムトラベルでやってきたらしい地球人。
その未来の私達ともいえるウイングメーカーたちが遺跡に23の部屋からなるタイムカプセルを隠した。
その部屋にはそれぞれ壁画が描かれてあって、それは表紙にも見られるように意味深な極彩色の絵である。
(個人的にはあまり好き系の絵ではないので、グッと惹きつけられるものは無く、むしろ気持ちワルイが。)

光ディスクを解読した科学者が脱走し、失踪前にとある女性ジャーナリストのもとへ駆け込み、ウィングメーカーの事を伝えたところから話が始まっていく。

科学者が研究をしているとこは極秘機関で、なんと宇宙人が一緒に働いてるっちゅう話。
彼らが共に力を合わせタイムマシンを作っている最中(実はもう出来ている?)なんだって。

要は、アメリカの極秘機関で働いてた科学者がウィングメーカーというタイムトラベラー(未来の私たち)のカプセルにあったディスクを解読しているうちに良心に目覚めて脱走、秘密を漏らす。
言われた方のジャーナリストも半信半疑から確信に変わって・・・みたいな感じかな。

その極秘機関ではコルテウムっていう知能がえらく優れて人間よりはるかに進んだヒューマノイドと一緒に仕事をすでにしているらしい。
脱走科学者もその極秘機関で訓練してるから「物質化」できるらしい。サイババみたいに(ていうと胡散臭げになるけども)。

ウィングメーカー曰く、別の銀河から宇宙人がやってきて地球を植民地化しようとしてるらしいのであるが、
その宇宙人に地球に目を向けないようにって考えを植え付け(インセプション)に行くとか行かないとかで・・・。

2巻、3巻と続くのだけれど、読むのに根気がいるので、まだ手を出していない。
1巻すら自分で買ってもいない私である。

何かに似てるな、と思ったらドランヴァロ。
ドランヴァロの『ハートの聖なる空間へ』だ。
ドランヴァロの方が全然読みやすいので、先そちらをおすすめしたい。
または、『エメラルドタブレット』に似てるとも言われている。(まだ読んでないので何とも言えね~Byこうすけ)

先日、『PUSH』というサイキックバトルもんの映画を観た。そこでもシフターと呼ばれる物質の外観を変容させて相手に錯覚させるという能力を持つ人やプッシャーと呼ばれる記憶操作する人が出てきたが、ふとウィングメーカーに出てくる世界観にカブってきて、だんだんそういう時代になってきたのかね、とか思ったり。

1巻最後の方はしきりに階層社会とか云々言ってるので、なんだか『Thrive』みたいやなとも思う。

2、3を読んだらまた感想を書いてみたい。
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by mandalabooks | 2012-12-04 22:35 | スピ系